主婦webライターshiinoの雑記帳

2017年より専業ライター。主婦で、ママで、webライターでときどき取材ライターと編集者。ライティング仕事のアレコレや日々の雑記を綴ります。

北海道胆振東部地震。かつてない揺れと停電被害。

こんにちは、在宅主婦ライターのshiinoです。

 

9月6日の北海道胆振東部地震

札幌在住のshiino家もかなり揺れました。

 

幸いなことに被害は停電程度でしたが、何しろ北海道民

「北海道では大きな地震はおこらない」と全員が思っていました。

ホントのホントに。

だから何の備えもナシ!かーなり、パニックになりました。。。。。

 

地震から2週間ほど経ち、私の周りはだいぶ日常が戻ってきたので、当時の記憶を記しておこうと思います。

 ーー【目次】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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9月5日、北海道胆振東部地震前日

9月4日の夜、台風21号が直撃。

5日はこの台風被害の話でもちきりでした。

大きな通りの街路樹や公園の木が軒並み倒れたとか、物がとんできてマンションの玄関のガラスが割れたとか…….

10年ほど前の北大のポプラがぽっきり折れた以来の大きな台風被害で、これは片付けや復旧が大変そうだね、ピークが夜中でよかったね、なんて話をのんきにしていました。

 

夜は子どもたちを家で留守番させて、学童保育の父母会に参加。

6日の夜には転勤で引っ越しをする友人の送別会に参加する予定でした。

  

 

9月6日午前3時7分、北海道胆振東部地震発生時。

夜12時頃まで夫と晩酌をした後、子供たちと一緒の布団に潜り込んで就寝。

夫はそのままリビングで寝ていたようです。

 

ミシミシミシミシ……という音と共に地震

札幌もたまには揺れます。でもそれでもどんなに大きくても震度3程度。

今回は今まで経験したことないほど揺れました。しかも長い?

縦揺れが!って言ってる人もいるけど、私は縦揺れよりも大きくゆっくり横に揺れたのを覚えています。

(ただし、shiinoの家はマンション高層階のため、余計揺れたのかもしれません)

 

私はすぐに目が覚めました。

リビングにいたらしい夫も「大丈夫か!?」と飛んできました。

 

いつもは起きない子供たち‥‥が、今回は次男が目を覚まして怖がっている。

長男はぐーすか寝ています。

その後、すぐに電気をつけて部屋の中を確認。 

その時点で気づいた被害

・食器棚のお茶碗が落ちて割れる

・なぜかトイレの床がびしゃびしゃ

・洗面台の棚(鏡の裏側)の物が全部落ちる

・リビングの背の低い本棚の本が全部落ちる

 

夫がスマホを確認して「たぶり!たぶり地方だって!」と言っているが……

それ、読み方「たぶり」じゃありませんから。胆振(いぶり)ですから……。

夫は本州出身。でももう30年近く北海道に住んでいるのに読めないのね。。。。。

 

普段ならそのまま寝るところですが、あまりにも大きな揺れ。

「念のため一度外に出よう」と夫が言い、子供たちを起こして外に出ることにしました。

 

shiinoの家はマンションの高層階(高の低w)。

エレベーターは既に止まっています。

降りるのも結構大変。

階段の電気は付いていた気がします。

 

マンションの目の前にコンビニがあるのですが、もうすでにたくさんの人が買い物をしていました。

私も「明日の朝ご飯のパンと飲み物くらい買っておこうか」とパンとお茶を買いました。

この時点では私たちもそこまで大事になるとは思っていなかったのでホントに最小限。 

たぶん、時間は3時30分頃。この時点ではまだ棚に商品はありました。

店内の電気は最小限でしたが、レジは動いていて電子マネーで決済もできました。

 

マンションで大きな地震にあったことが初めてで、家に戻っても良いのか戻らない方が良いのか、どうしていいかわかりません。

取り合えず車の中で様子を見ることにして、そこから1時間くらい車の中で過ごしました。 

 

車の中で考えていたことは…

「夜中にこんなうろうろして、翌朝の朝一の仕事寝坊したらまずい」

「今日友人の送別会に参加する予定だったけど、今日の今日で子供だけで留守番させるわけにはいかないよなー。残念だけどキャンセルするか・・・」

なんとものんき。

だって、そんな大事になると思ってなかった。

(実際、大規模停電さえなければほとんど被害のなかった地区)

 

4時50分頃部屋に戻ることに。部屋まで登るのは思っていた以上に辛い……

降りる時にはついていた階段の電気が全部消えて真っ暗。

懐中電灯持って出てきてよかったー。

そもそもこれも、夏休みのキャンプ用に買いそろえて使ったばかりだったからすぐ出せた。

 

途中の階で、玄関を開けて押さえている人もいました。

部屋に戻った後は、寝室に懐中電灯と着替え、玄関に靴を並べて、ジャージのまま寝ました。

 

 

9月6日、北海道胆振東部地震。朝。

目が覚めると8時。

寝坊した!仕事!子供たちの学校は??!!

次男は「遅刻する~~!」と涙目。

 

停電はまだ復旧していません。

ベランダから外を見ると、信号機も全部消えています。

 

「どうしよう…私今日南区で朝から取材予定……。車で行く予定だったから交通機関が止まっていても行けるけど、信号もついていない中30分以上も運転したくないし……」

スマホでニュースをチェックするとどうやら北海道全域で停電しているらしい。

取材先も停電しているだろうから無理か。。。

担当の編集者へラインをすると「本日中止」との連絡あり。そーだよねー。よかった。

(ちなみに2週間後の本日改めて取材に行ってきました!)

誰にも電話はしていないけど、ラインは普通に通じる。

でもスマホの充電が残り10%!キャー!

 

学校はどうなるのだろう…?

子供たちの小学校では何年か前に連絡網が廃止になって、学校からの連絡は一斉メールで配信されています。

前日の9月4日、5日にも「明日台風がひどければ時差登校になるかもしれません」「通常登校で大丈夫です」というメールが来たばかり。

 

メールを確認しても何も来ていない。

学校は・・・?

 

ベランダに出て外を見ているとお隣の奥さん(子供が同級生)が出てきたので聞いてみると、「さっきメール来ましたよ。札幌市内全校休校だって。」って。

あれ、何でうちにはメールが来なかったのか。

トイレがびしょびしょなのも同じだって。

管などが壊れて‥‥だったら困ると思ったけど、どうやら便器から直接こぼれたみたい。 

 

子供たちは「ラッキー!」とばかりにゲーム。

スイッチやDSはできますもんね。

ただ停電中なのでwifiはつながらない。

 

夫は会社へ連絡をとったりスタッフへ安否確認の電話やメール。

交通は麻痺し、全域停電なら行ってもビルに入れないだろうと自宅待機に。

 

 

 

長くなってきたので続きます。。。。。